【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】
12月17日2回戦 南4局0本場=小林剛(U)、東城りお(セ)、内川幸太郎(サ)、白鳥翔(渋)
KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。今週の主役は1か月前にもこのコラムに登場したチームメートの内川選手です。どうしてもまた取り上げたくなるような素晴らしいアガリを見せてくれました。
2着目でオーラスを迎えた内川選手がトップになるためには満貫ツモでは届かず、跳満出アガリ以上という条件です。配牌ドラドラで跳満も見える中、下家の親の白鳥選手が白、東とポンして、長考して67筒を落としました。さらに3萬もポンして、東城選手にポンされている安全牌の中切りです。
これはかなりテンパイに見えますね。先に7筒を切ってからの67筒落としなのでトイトイではなく、ほぼホンイツで確定です。テンパイはずしの67筒落としだとすれば、待ちは単騎の可能性が高い。実際に白鳥選手は9萬単騎だったところ、内川選手は9萬をつかんでしまいました。
跳満が見えるため9萬をツモ切る人もいるでしょう。ほかにも2索切りや七対子に向かう人もいると思います。ここで内川選手が選んだのは4筒トイツ落としです。これは絶対に萬子は切らずに安全に進めようという決意の表れです。
この局で跳満をアガれたら言うことはないのですが、白鳥選手が一人テンパイで流局するのは全然ウエルカムです。1本場の次局は満貫ツモで同点トップになるからです。一方、親に満貫を打ってしまうと一気にラス争いに巻き込まれてしまう。現状、跳満確定ではないですし、できるだけリスクを取らない選択を取ったのです。
危険な萬子を切らないまま、手の内がドラ3になりカン5萬でテンパイします。リーチツモドラ3、一発や赤もしくは裏1で跳満になるため勝負リーチに打って出てもおかしくない状況でしたが、内川選手のテーマはあくまでも放銃しないこと。ヤミテンのまま危険な牌をつかんだらいつでも降りられる状態を維持します。
自身のツモ順が残り1回となったところで、ようやくリーチ。山に残っていた5萬は赤しかなかったのですが、それは内川選手は知るわけもありません。ハイテイで黒5萬をツモっても跳満まで1翻足りないので、1回のツモにかけたのです。
結果は赤5萬の一発ハイテイツモで倍満です。9萬の放銃を回避してからの逆転トップで、内川選手は当然としてチーム全員の興奮もしばらく収まりませんでした。
今年のコラムは今回で終わりで、次回は2022年になります。皆さん、よいお年を!
☆おかだ・さやか 1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、19シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。












