いよいよ追い落としに拍車をかけるのか。毎夏恒例のチャリティー番組「24時間テレビ 愛は地球を救う」(8月、日本テレビ系)のメーンパーソナリティーに、ジャニーズの人気グループ「Hey!Say!JUMP」がV6とともに選ばれ、このほど発表された。V6はともかく、全員が平成生まれの若いグループの大抜てきは、先の“ジャニーズ内紛”を念頭に「いよいよジュリー体制の足固めか」との観測も呼んでいる。
V6のメーンパーソナリティーについては誰もが納得の起用となった。
「デビュー20周年の節目の年ですし、このところ、井ノ原快彦の司会(NHK「あさイチ」)や、昨年の大河ドラマ『軍師官兵衛』などでの岡田准一の好演といった(メンバーの)活躍もありますしね」(テレビ関係者)
だが、2007年にデビューした「Hey!Say!JUMP」の抜てきには違和感を抱いた関係者もいる。
同グループは現在、9人組(4年前に森本龍太郎が活動休止)で、山田涼介(21)や知念侑李(21)ら人気メンバーを抱える。山田をはじめ、ソロ活動が活発なメンバーもいるが「ここ2~3年は『仕事がないです』と嘆くメンバーも。それくらい最近はグループとしてパッとしない」と芸能プロ関係者は語る。
そんなグループがいきなり大抜てき。当然、ジャニーズ事務所の“力業”でもあるが、次期社長と目されている藤島ジュリー景子副社長の「大仕掛け」、あるいは「大勝負」ともみられている。
「一時期、盛んに言われていたジュリー氏とSMAP育ての親のI女史との対立構造ですが、業界的には『週刊文春』のインタビューでメリー副社長が、次期社長はジュリー氏としたことで“勝負あった”というところ。ただ、タレントマネジメントの実力としてはSMAP、『Kis―My―Ft2(キスマイ)』をスターに育てたI女史と、嵐、関ジャニ∞をブレークさせたジュリー氏では、どちらが上かといわれても、はっきり断言できる人は多くはない。そこで、圧倒的に実力差を見せつけられるのが『Hey!Say!JUMP』といわれているんです」(同関係者)
いったいなぜ? それは「Hey!Say――」というグループの変遷にある。
「デビュー当時は、ジャニーさん(喜多川社長)がマネジメントに関わっていたグループなんですが、まもなくI女史に委ねたんです。ただ、I女史にしてみれば、キスマイのようにデビューから面倒を見ていたわけではないので、思い入れも強くない。だから、どうしてもキャスティングも二の次、三の次になっていた」(テレビ局関係者)
その時期が“くすぶり”の期間だった。やがて、状況は変わった。
「一昨年のコンサートツアーが彼らにとって転機になった。そのステージ演出にも納得してなかったようですが、メンバー全員一致の意見でI女史に対して“反旗”を翻したんです。『ジュリー氏のマネジメントに変えてくれ』と。I女史に反旗を翻すこと=ジャニーさんにも反旗を翻すことでもあったのですが…」(同関係者)
一方で、この“反旗”がジュリー氏をいたく感動させたという。
「当然ですよ。当時はまだ対立構造が激化といわれていた時期で、そんなときに自分を頼りにしてきたんですから。当然、I女史が売り切れなかったものを自分がブレークさせてしまえば、力の差を見せつけることができる。今回の24時間テレビは、ジュリー氏の意地のキャスティングともいわれているんですよ」(同)
メンバーにとっては、メーンパーソナリティーになったからといって終わりではない。
「グループとして躍進できるかどうかは、このチャンスを生かせるかにもかかっている」(前出のテレビ局関係者)
ここで完全ブレークしてしまえば、グループの人気も、ジャニーズ内のジュリー体制は盤石になるというわけだが…。
24時間テレビ「Hey!Say!JUMP」抜てきの裏事情
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