大相撲夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)の新番付が28日、発表された。3月の春場所では、大関大の里(24=二所ノ関)が3度目の優勝を達成。今場所で自身初の綱取りに挑む大関は「しっかり稽古を積んで場所に向けて頑張りたい。考えすぎず、今まで通りやりたい」と自然体で臨む構えだ。

 大の里は2023年夏場所で幕下10枚目格付け出しデビュー。初土俵から所要13場所で横綱昇進を果たせば、昭和以降で羽黒山、照国の16場所を抜き最速記録となる。年6場所制となった1958年以降では、輪島の21場所を更新。同じく年6場所制以降、新入幕から横綱まで所要9場所は、昭和の大横綱・大鵬の11場所を抜いて最速となる。

 その他の注目力士は、先場所の優勝決定戦で大の里に敗れた元大関の高安(35=田子ノ浦)が、昨年初場所以来となる小結に返り咲いた。また、大関経験者で左ヒザのケガから復帰2場所目を迎える朝乃山(31=高砂)は西幕下14枚目。全勝優勝なら十両復帰を狙える位置につけた。