Jリーグが、アジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)における山東泰山(中国)の棄権を巡る、アジアサッカー連盟(AFC)の対応に関する意見書を23日付で日本サッカー協会(JFA)を通じて提出。Jリーグの野々村芳和チェアマンが25日の理事会後記者会見で明かした。

 山東泰山は19日に予定されていた1次リーグ最終節の蔚山(韓国)戦をドタキャン。大会そのものから撤退を表明し、規定により同クラブの試合が無効化されて記録から抹消となった。そのため、順位変動が起きてしまい、3位の神戸が5位に転落する事態となった。

 野々村チェアマンは「あのルールはあり得ない。このルール設計はもう1回しっかり考え直してほしい。スイス方式(今大会から採用された1次リーグのやり方)になったから混乱が出ているのもあるが、欧州ではこうしたチームが出た時には、それまでやった試合は生かしながら、残りの試合は0―3で対応している。それが一番公平なあるべきルール設計だと思う」と抗議の姿勢を示した。

 勝利給、選手の個人記録、Jクラブの成績によるポイントなどの扱いも実際に行われた試合に関しては、無効化されないように求めていき、今回適用されたルールの改正もしていきたい考えだ。今回の文書のほかにも各国協会や現場レベルでも意見交換を行っており、Jリーグは徹底抗戦の構えだ。