北京五輪のフィギュアスケート男子で4位に終わった日本代表の羽生結弦(27=ANA)の〝敗因〟を、韓国メディアが「メディアの熱狂が負担になった」と指摘した。

 羽生は10日に行われたフリーで勝負をかけたクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を失敗するなど4位に終わり、3連覇の夢はついえた。

 羽生への関心が高い韓国ではさっそく検証報道が相次ぎ、「OSEN」は「羽生にとって〝残念〟な北京五輪だった」と指摘。「ニュース1」は「氷のプリンスの羽生結弦の3回目のオリンピックステージは、ため息ばかりだった」と振り返った。

 ニュース1では羽生の敗因を分析。「歴史に挑戦する羽生は北京への到着や、初練習などささいなことの一つひとつが問題になった」としたうえで、一部日本メディアの様子を取り上げながら「羽生1人を取材するために専任チームを作るほど大変な関心ぶりを示していた。日本だけでなく開催国の中国、韓国、米国などフィギュアスケートに関心が多い国々のメディアも一挙手一投足にわたって注目した。負担が大きかったのかな」と世界中のメディアの過熱報道ぶりが羽生を〝追い詰めた〟と指摘した。

 羽生への影響はともかく、異常なまでのフィーバーが繰り広げられたことは間違いない。