引退後の〝青写真〟は? スピードスケート女子で平昌五輪2冠の高木菜那(29)が5日、都内で引退会見を行った。2月の北京五輪では思うような結果を残せず「五輪やスケート人生に未練がないわけではない。目標の結果に届かず、引退か現役続行か悩んだ」と迷いながらも「第2の人生を考えた時に、すごくワクワクした」と競技生活に区切りをつけた。

 今後は積極的なメディア進出も視野に入れている。高木菜は「いろんな角度からもっとスポーツを学んで、伝えていきたい。機会があればメディアや講演などを通して、自分の経験を自分なりの言葉で多くの人に伝えていきたい」。テレビのバラエティー番組にも興味を示し「いろんなことに挑戦したいと思うので、いろいろ仕事をもらえれば」と早くも集まった報道陣に〝営業活動〟した。

 高木姉妹を育てた高校時代の恩師・東出俊一氏は「お姉ちゃん(菜那)は貪欲で積極的に何でも取り入れようとする」と性格を分析した上で「自分が思い立ったことをやってきたので、人のことを気にせずに自分の人生のことを考えてほしい」とエールを送っている。引退後も持ち前の好奇心で、マルチな活動をしていくことになりそうだ。