東京五輪・パラリンピック組織委員会は10日、国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長(61)らと都内で面会し、8日に開催されたFIG主催の国際交流大会「Friendship and Salidarity~友情と絆の大会~」での運営面の情報共有を行った。
今大会は新型コロナウイルス禍以降初となった国内国際大会で、3か国の選手団を受け入れ、徹底したコロナ対策を敷いて成功を収めた。渡辺会長は大会に意義について「一つは国際大会を日本で安全に開催できることを世界に証明したかった。もう一つは選手がコロナ禍で自分たちの思いをなかなか発信できないやるせない気持ちを少しでも解消してあげたかった」とした上で「目的は達成できたと思います」と話した。
その象徴的なシーンは五輪2連覇・内村航平(31=リンガーハット)が閉会式で「〝できない〟ではなく〝どうやったらできるか?〟を考えてほしい」と国民に訴えたことだ。コロナ対策の知見共有がテーマだった会議だったが、内村の熱いメッセージは幾度も話題に上がった。
会議に出席した小谷実可子スポーツディレクターは「組織委の一人ひとりが胸の内に持っていた思いを、ああして心からの声として発信していただき、私もみんなも勇気をもらい、身が引き締まる思いだった」と感激。
さらに自身も五輪を経験した元選手として「アスリートたちはみんな五輪をやってほしい!って声をなかなかいいにくい。そのモヤモヤがある中で内村選手のコメントはアスリートにとっても非常に大きな勇気を与えてくださったと感謝しています」と話した。
また、中村英正ゲームズデリバリーオフィサーも「組織委として非常に大きなメッセージであるとともに、来年夏に向けて大きな宿題をいただいた」と語った。












