18日放送の読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」では犯罪倫理学者の出口保行氏が安倍元首相を銃撃し、死亡させた山上徹也容疑者について自身の分析を語った。

 山上容疑者は島根県在住のジャーナリストのブログに統一教会に対する30年間の恨みや憎悪を投稿。また犯行前には殺害を示唆するような内容の手紙を送っている。

 出口氏は「投稿や手紙の文章は非常に難解な言葉を使っているが、これは自身が知的であることを誇示するような自己顕示欲を感じる」と解説。

 また動機について「安倍元首相を殺害することで、教会のせいで偉大な政治家を失ったというダメージを与えるのが目的だったと思う」と分析した上で「犯行前に手紙を出したのは、犯行後に表に出ることを意識していた。今、彼は犯行を達成した高揚感に浸っているのではないか」と語っている。