NHK党の立花孝志党首(54)は22日、参院選の公示を迎え、談話を発表した。

 海外に滞在する〝暴露系ユーチューバー〟のガーシーこと東谷義和氏やFC2創業者の高橋理洋氏などを擁立するなど、話題を振りまいている立花氏は「公約とは政治家が当然に果たさなければならない国民との約束です。NHK党は3年前に国政政党として誕生し、3年前の選挙で国民の皆さまと約束した公約どおり、NHK被害者をお守りし、NHKを見たくない人はNHK受信料を支払わなくても良い仕組みを構築いたしました」と実績をアピールした。

 その上で「しかしながら、今の政治家が行っている卑怯な行為や嘘は挙げれば際限がありません。公約を実現するという当たり前の事ができない政党や政治家が多いのが現実です。今の政治家は票を入れてほしいという一心で、平気で嘘や都合の悪い話を隠し、綺麗ごとだけを並べておけば簡単に騙されると高を括り、国民を馬鹿にしています。政治家と癒着しているメディア業界や芸能界も全て同じで、都合の悪い情報は一切流しません」と政界のみならず、メディアや芸能界をまとめてぶった切った。

 さらに東谷氏が出馬会見で放った「嘘の正義より真実の悪を求めている」の言葉を引用し、「今の国民が真に求めているのは、嘘の正義より真実の悪に関する情報ではないでしょうか。良いことも悪いことも決して隠さず、国民にありのままで向き合える誠実な政治家こそが、今の日本には最も必要な政治家だと思います」と訴えた。

 今回の選挙でも「NHKをぶっ壊す!」を掲げている立花氏は「最も許せないのはNHKです。NHKは国民から受信料を徴収しているにも関わらず、本来立ち向かわなければならない既得権に迎合し、自らが率先して隠れたところで悪事に手を染め、国民を騙し続けています。NHK党はNHKスクランブル放送の実現に向けて、諸派党構想戦略に賛同した様々な業界の真実の悪に立ち向かう有志とともに、この参議院選挙を精一杯戦ってまいります。賛同・共感いただける国民の皆さまのご支援賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」と結んだ。