れいわ新選組の山本太郎代表(47)が20日、都内で記者会見し、7月投開票予定の参院選に東京選挙区(定数6)からの立候補を表明した。

 山本氏は昨年、衆院選に東京比例ブロックで当選していたが、先月になって、参院選後に最長3年間、衆院選が行われない事態を憂慮。党勢拡大のために衆院議員を辞職(櫛渕万里氏が繰り上がり当選)し、参院選への鞍替えを表明していた。

 比例区からの立候補と予想されたが、山本氏は否定し、「指定席が決まっているところを崩しに行きたい」と選挙区に照準を合わせ、〝KY男〟の動向に各党は警戒していた。

 東京選挙区にれいわは、既に依田花蓮氏を擁立していたが、比例区に回す。同区は激戦が予想され、自民党は生稲晃子氏、朝日健太郎氏、立憲民主党は蓮舫氏、日本維新の会は海老沢由紀氏、ファーストの会は荒木千陽氏、無所属で乙武洋匡氏らが立候補を予定している。