街頭演説に既存政党を上回る聴衆 参政党が今夏参院選「台風の目」に?

2022年04月18日 11時30分

参政党の吉野氏(左)と神谷氏(東スポWeb)
参政党の吉野氏(左)と神谷氏(東スポWeb)

 今夏の参院選に向けて、全国各地で街頭演説会を行っている政治政党「参政党」の吉野敏明共同代表(54)と神谷宗幣氏(44)が17日、大阪市のJR大阪駅前で街頭演説を開催した。

 同党は元財務官僚の松田学氏や元吹田市議の神谷氏らが中心になり「投票したい政党がないから、自分たちでゼロからつくろう」と結党。「学習力の高い日本人の育成をめざした子供の教育」「食と健康の環境保全」「外国勢力が関与できない国のまもり」の3つの重点政策を掲げている。

「既得権益を優先する既存の政党政治では、祖先が守ってきた日本がダメになる」と強い危機感を抱いており、神谷氏は「参政党には何のバックもない。裏に自民党、創価学会、統一教会、幸福の科学がついてるとかない。そんな守護霊はついていない。ウソだったら、(政治家を)辞めさせればいい」と“しがらみのなさ”を強調。吉野氏は「参議院選挙まで90日。今回ダメなら次でいいというわけにはいかない。何もしなければお金と土地と建物じゃなく、日本人の魂まで取られる」と危機感をあらわにした。

 大阪で推し進められているカジノを含む統合型リゾート施設(IR)については「欧米、香港のカジノ会社がやる。観光客が来るとか言ってるけど、日本人のお金が直接、国際金融に流れるだけ。外国が入って箱モノまで作ったら二度と戻れない」と外国資本だけがもうかるとの考えを示した。

 日曜の繁華街ということもあり、演説には多くの聴衆が耳を傾けていた。この場所では各党の街頭演説がたびたび行われるが、既存政党の演説会を上回る勢いだった。吉野氏は「大手メディアはほとんど報道しないが、無視できなくなったでしょ?」と笑いながら、「参政党の党員は社民党を抜いた。国民民主党も射程距離と思っている。参院選では100万票を目標にする」と自信をみせた。

 2019年の参院選では、大手メディアにほとんど報じられなかった、れいわ新選組が228万票余りを集め「れいわ旋風」を巻き起こしたが、今回は参政党が台風の目となるのか?

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