沖縄で早くも熱中症警戒アラート エアコン本格使用前に点検を!

2021年05月12日 12時07分

エアコンの点検が重要だ(写真はイメージ)

 気象庁と環境省は11日、沖縄・八重山諸島で12日に熱中症の危険が特に高まるとして「熱中症警戒アラート」を発表した。4月28日に全国で運用を開始してから初めて。外出はなるべく避け、室内では空調を使うなど涼しい場所で過ごすよう求めた。空調といえば、コロナ禍のテレワークにより各家庭でエアコンの使用時間が増加している。

 大手空調機メーカーのダイキンは今年3月、昨冬と今冬の平日のエアコン(暖房)平均使用時間を比較した結果を発表した。2019年度の冬は5・8時間だったのに対し、20年度の冬は約1・5倍の8・4時間だった。コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたことが影響しているようだ。

 連日、気温が高まる中で今後は冷房に切り替える家庭も増えるだろう。同社によると、例年、全国的に暑さが厳しくなって本格的にエアコンを使い始める7月にはエアコンの故障や不具合についての問い合わせが急増するという。

 そうした中、修理や買い換えで待たされたり、フィルターの掃除や室外機周辺の整頓で無駄な電気代を消費したり、熱中症のリスクを高めないためにも、夏本番を迎える前の5月から6月前半の間にエアコンの試運転を行うことが大切になる。

 試運転の手順は次の通り。①運転モードにして温度を最低温度に設定し10分程度運転させる②冷風がきちんと出ているか異常を示すランプが点滅していないか確認する③さらに30分程度運転し室外機から水漏れがないか確認する④異音や異臭がしないか確認する。異常が確認された場合はメーカーへの連絡が必要だ。

 ダイキン工業サービス本部企画部フィールド技術グループ・グループリーダーの水倉忠幸氏は「お客様からエアコンに関する問い合わせが集中するのは例年7月です。試運転をすることで『真夏にエアコンなし』という状態を極力回避していただきたい。エアコンのお手入れによって、エアコンの効き方が格段に変わります。家にいることの多い今、エアコン試運転と掃除のタイミングです」と話す。

 コロナ禍だからこそ、早めの取り掛かりが大切だ。

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