都の時短要請に反発 通常営業続ける「銀座クラブの言い分」

2020年11月28日 11時30分

東京・銀座のクラブの大半が要請を拒絶した?(写真はイメージ)

 本当に感染拡大を食い止める“勝負の3週間”とできるのか!? 東京都は27日の新型コロナウイルス陽性者が570人で、過去最多だったと発表した。

 この日の指標となる3日前の東京都のPCR検査数は過去最多の9864件と通常の1・5倍ほどだったため、想定ほど陽性者が出なかったとも言えるが、医療関係者は「確実に第1波よりも現場に負担がかかってきている。21~23日の3連休の人出もすごかったので、今後しばらくは全国的な増加傾向が続くのではないか」と分析する。

 小池百合子都知事はこの日の会見で「GoToトラベル」について聞かれると、「感染拡大地域への出と入りを止めてこそ感染拡大抑止に資する。全国的な視点が必要だからこそ国が判断すべき」と従来の主張を繰り返した。GoToトラベルをめぐっては、西村康稔経済再生相が「現場の状況を知る知事に判断してもらいたい」としているが、これに小池知事が真っ向から反発している格好だ。

 そんな中、すでに飲食店の時短営業を行っている北海道に続いて、東京都、愛知県、大阪府が続々と時短営業に突入する。東京都では28日から20日間、午後10時までの時短営業になるが、都内の飲食店関係者は「1年で一番の書き入れ時が12月。本気で飲食店のことを考えているなら、どうして11月中に感染拡大を抑える対策をして12月に稼がせてくれないのか?」と怒りを隠さない。

 実際、接待を伴う東京・銀座のクラブの大半は要請を拒絶し、28日からも通常営業する店があるという。

「これから年末商戦で年を越せると思っている時に都から時短要請。銀座のクラブは夜8時ごろからお客が入り始める。10時まででは仕事にならず、店は潰れ、ホステスは年を越せない。多くのクラブもバーも今度ばかりは要請を受け入れず、通常営業を続けます」(銀座のクラブチェーン専務)

 第1波の時のような“オールジャパン”の意識は希薄に見える。これで本当に“勝負の3週間”とできるのか!?

【関連記事】