コロナ拡大で整形美人が増加!?緊急事態下で手術希望するワケ

2020年04月25日 16時00分

 新型コロナウイルスの感染拡大により、医療現場では防護服やマスク不足など深刻な状況が不安視される一方、なぜか美容整形を行う女性が増えているという。

 感染拡大を受けて政府は今月7日、7都府県を対象に5月6日までの期間で緊急事態宣言を発令。16日には全国に拡大した。会社に行かず在宅でのテレワークを推奨し、3密を避けて行動を自粛するよう呼びかけたのは周知の通りだ。

 大手美容整形クリニックでは緊急事態宣言が発令された翌8日から、総合病院の初診にあたるカウンセリングの予約が増加。そのままオペを行うケースが、日に日に増しているという。また、全国に拠点を持つ整形クリニックによると、緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されると、地方でのカウンセリング予約数が倍増したという。

 東京五輪延期や自粛ムードに伴い、何本かのテレビCMは差し替えになったが、美容整形クリニックのCMは放送されている。

 都内の美容整形クリニックの院長は「CMを見て来る人が増えた。でも厚生労働省から不急の手術を延期するよう通知がきているので、うちではオペを勧めていない。安い病院では、緊急事態宣言が明ける前にオペを希望する患者が増えているそうだ」と明かした。

 別のクリニックの院長は「現状、もしオペ中に大量出血が止まらず手に負えなくなったら、普通なら救急搬送することになっているが、医療崩壊が叫ばれる今は、すぐに受け入れられない可能性もある。だから、あまり勧められないのです」と明かした。

 こんな中でもリスクを顧みず美容整形を行う患者が増えるのは、コロナの影響がある。外出時には多くの人がマスクを着用し、顔は隠れる。さらにテレワーク中は、人と接する機会が減っており、手術後のダウンタイム(回復するまでの時間)を過ごすには最適といえるためだ。

 新型コロナが終息したころ、街は“人工美人”だらけになっているかもしれない。