フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)がスペイン1部アトレチコ・マドリードのウルグアイ代表FWルイス・スアレス(35)の獲得を検討していると、スペインメディア「ドン・バロン」が伝えている。

 同メディアは「PSGはサディオ・マネやモハメド・サラー(ともにリバプール)、ロベルト・レバンドフスキ(Bミュンヘン)を(Rマドリード移籍が確実な)キリアン・エムバペの後継者候補としていたが、ブラジル人(ネイマール)とアルゼンチン人(メッシ)を喜ばせる爆弾オプションを検討している。それはスアレスだ」とし、今季限りでAマドリードを退団するストライカーの獲得に乗り出す方針だ。

 現在PSGに所属するメッシとネイマールがプレーしていたスペイン1部バルセロナではスアレスを加えた3人が最前線でトリオを組みゴールを量産。「MSN」としてサッカー界を席巻してきた。特にPSGでスポーツディレクターを務めるレオナルド氏は〝トリデンテ〟(3トップ)再結成を熱望し「再びパリで…」というわけだ。

 スアレスには米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミをはじめ、多くのクラブが興味を示しているが、同メディアは「契約が成立すればバルセロナ時代と同じくらい注目される」と報じ、エムバペ流出の穴を埋めるに十分な補強となりそうだ。