◇5R鈴谷一平(26=兵庫)

 前節のゴールデンウィーク・シリーズで大上卓人が節一に噴いていた46号機を駆り「出足はもうひとつで、伸びに寄っている部分はあるが、スリットで仕留める足がある」と行き足、直線の足は力強い。宮島は選手の間でもスタートが難しいレース場として知られているが、鈴谷は若手では屈指のスタート巧者として知られている。前回3月の宮島でもトップスタート連発と全く苦にしていなかった。ここは一撃に期待だ!


◇12R定松勇樹(20=佐賀)

 初日は3、5着と平凡な着取り。特に悔いが残るのが後半9Rだ。1周1Mで3コースから外艇を引き付けたまでは良かったが「まくり差しが遅れてしまった」とターン出口でイン艇と航跡がかぶってしまい、万事休す。しかし、舟足は「普通あるし、乗り心地も悪くない」と十分、戦える気配。ここは90日間のフライング休みを残す3号艇の今井美亜がすぐ内にいて、スリット隊形も有利に運べそう。今度こそまくり差しを決めたい。