「ケンドー・ナガサキ」のリングネームで知られるプロレスラー、桜田一男さんが死去したことが13日、わかった。71歳だった。

 グレート小鹿会長とともに設立に携わった大日本プロレスが、公式ツイッターで「先日、大日本プロレスの旗揚げメンバーであるケンドー・ナガサキさんがお亡くなりになられました。謹んでケンドー・ナガサキさんのご冥福をお祈りいたします」と伝えた。

 桜田さんは大相撲を廃業後、1971年6月に日本プロレスに入門。その後、全日本プロレスに移ると、76年からは「ミスター・サクラダ」のリングネームで米マットを主戦場にヒールとして暴れ回った。80年代にはペイントレスラーの「ケンドー・ナガサキ」に変身し、怪奇派ヒールとして人気を得る。

 日本プロレス時代から「ケンカ最強」と言われ、90年代にはバーリトゥードの試合も行った。