格闘技イベント「RIZIN.37」(7月31日、さいたまスーパーアリーナ)の会見で、関根〝シュレック〟秀樹(48)がスダリオ剛(25)と対戦することが発表された。

 昨年大みそかのシビサイ頌真戦、4月の貴賢神戦と2連勝で気付けばRIZINヘビー級戦線の先頭に立っている関根は「スダリオ選手にはデビューの時に鳴り物入りで来るっていうことで(対戦相手として)手をあげさせてもらったけどなかなか縁がなくて、この大会でやっと実現しました」と話す。

 スダリオとは昨年の10月大会に続き、7月2日の「RIZIN.36」(沖縄アリーナ)での対戦が浮上したものの、自身のプロレスの試合が決まっていたため先送りになっていたと明かし「申し訳なく思っています。ただ、スダリオ選手はデビューしてから3人のプロレスラーにKO勝ちしている。プロレスラーの俺としてはここで勝ってプロレスリングの強さを証明しないといけないと思います」と意気込んだ。
 相手のスダリオを「素質が違う」と高く評価した上で「それだけに男だから燃えちゃいますね。スダリオ選手、どつきあいましょう」と激闘を誓う。48歳で今大会最年長出場となるが「年齢との戦いは相対的に見ればあるのかもしれないですけど、自分としては年々、日々、強くなっているのを感じるので。前回よりも明らかにレベルが上がっているので(年齢の影響は)特に感じないです」と言い切った。

 対するスダリオはケガもあり昨年10月のSAINT戦以来約9か月ぶりのリングとなる。それでも「9か月間たくさんの方が支えてくださり、アメリカ遠征にも行けて、ケガする前より強くなって帰ってくることが出来ました」と自信たっぷりだ。相手の関根について「僕が出られない間に2連勝で、僕が勝てなかった相手(シビサイ)にも勝っていて一番おいしいので、全てかっさらおうと思います」と意気込み。自身の双子の弟・貴賢神が敗れていることには「今の段階でレベルが違うんじゃないですかね」と切り捨てて関係なしを強調した。

 また、ほかに「YUSHIvs覇留樹」「三浦孝太vsフェリペ〝キングハンター〟マソーニ」「ヴガール・ケラモフvs白川陸斗」「佐々木憂流迦vs中原由貴」「元谷友貴vs太田忍」「所英男vs神龍誠」「井上直樹vs瀧澤謙太」の7試合も発表された。