格闘技イベント「RIZIN」初の配信大会「LANDMARK vol.1」(10月2日)の出場選手インタビューが30日にオンラインで行われ、ドラゴンゲートから初参戦するプロレスラーの奥田啓介(30)が、ここぞとばかりに猛アピールした。

 対戦する元シュートボクシング世界スーパーライト級王者の〝怪物くん〟こと鈴木博昭について聞かれると、待ってましたといわんばかりに「これといって強いという感じもしない。小さいくてごつくて『キン消し』みたいでかわいい。あいつのキン消しとか作ってやった方がいいんじゃない? とにかく早く怪物狩りしたい」と言い放った。

 人気漫画「キン肉マン」のグッズで、1980年代に大流行した「キン肉マン消しゴム」になぞらえて挑発した格好だ。

 さらに「俺の垂直落下式ブレーンバスターで3カウントで終わるんじゃないか」と謎の展開を口走る。わざわざ説明するまでもないが、試合は総合格闘技ルールのため3カウントフォールは認められないが…。

 一方で、RIZIN初参戦に向けて「(アントニオ)猪木会長が昔から言うように、プロレスも格闘技も一つの戦いとして変わらない。ドラゴンゲートの最高顧問のウルティモ・ドラゴンからは『しっかり全力でやってこい』と連絡がきた。俺は俺の戦いでやべえというのを見せたい」と語り闘志をみなぎらせた。