秋篠宮ご夫妻の長女・小室眞子さん(30)と結婚した小室圭さん(30)が12日夜、東京都内の法律事務所で、小室家の金銭トラブルの相手である母親の元婚約者Aさんと面会した。小室さんの代理人弁護士は取材に「解決だという確認をした」と宣言。小室さんは14日に眞子さんと渡米予定。小室さんが先に単身渡米し、眞子さんが年内に続くとみられたが、前倒しとなった。

 小室さんは10月26日の結婚後の記者会見で、体調不良の母親・佳代さんに代わって交渉する意向を示し「解決に向けて、できる限り対応したい」と述べていた。

 Aさんから小室家への支援名目で支払われたという約400万円を巡り、双方で話し合いが続いていた。小室さんはこれまで、トラブルを説明する文書を2度公表し、相手に解決金を渡す意向を明らかにした。

 12日午後8時に小室さんの代理人の弁護士事務所に入った小室さんとAさんは1時間半にわたり協議。関係者の話を総合すると、Aさんが小室さんから解決金を受け取ることを確認し、トラブル解決とみなすことに決まったという。

 具体的な金額、支払い手順などの詳細は明らかになっていない。

 最大の懸念材料だった金銭トラブルが解決の運びとなり、夫妻は堂々と渡米することになる。当初、小室さんが先にニューヨークに渡り、眞子さんが遅れて、合流する予定だったが、2人一緒での渡米。それも出発の2日前に判明しただけに突然の感は否めないところだ。

 皇室ウオッチャーは「秋篠宮さまの誕生日前というのが、ポイントでしょう」と指摘する。秋篠宮さまは今月30日に56歳の誕生日を迎える。

「誕生日に先立ち、記者会見が行われます。今回は眞子さんと小室さんが結婚したことや小室家の金銭問題などの受け止めについての話題は避けられない。また翌日の12月1日には愛子さまが20歳の誕生日で、成年皇族となります。女性天皇や女系天皇、女性皇族が結婚後も皇室に残る議論が再燃する。週刊誌等では秋篠宮家へのバッシングも強く、眞子さんが日本にいれば、また報道に接し、心を傷つけるところですから、一刻も早く渡米したかったのでは」(同)

 また、小室さんは7月のニューヨーク州の司法試験で不合格となり、来年2月に再チャレンジするとしている。法律事務所での勤務と並行し、猛勉強に励まなくてはいけないため、2月の試験の方が難易度は高くなるといわれている。

 衆人環視の状況にある日本では、集中できるはずもなく、1日でも早く渡米し、態勢を整える必要がある。眞子さんも一緒の渡米で、サポートできることになる。

 いずれにしろ、2人が一刻も早く出国したかったのは間違いない。