飲食店経営を〝なめた〟ツケは思いのほか大きかった!? 元雨上がり決死隊の宮迫博之(51)が焼き肉店「牛宮城」のプロデュースに乗り出すも、開店直前にさまざまな問題が噴出し、いまだオープンできていない。店の家賃は1か月最低300万円とみられており、このままズルズルといってしまうと、まさかの〝焼き肉破産〟となりかねないというのだから、シャレにならない――。

 宮迫が盟友のユーチューバー、ヒカルと共同で手掛ける焼き肉屋「牛宮城」は当初、10月頭にVIPを集めてプレオープンするはずだった。

 店担当は宮迫、宣伝担当はヒカルとそれぞれ役割を分担して準備を進めていたが、直前に行われたヒカルによる店の抜き打ちチェックで、さまざまな問題が浮き彫りとなった。

 特に大きな問題となったのが、店の売りである肉の品質管理が全くできていなかったことだ。ほかにも食器など2人が思い描いていたレベルには全く届いていなかった。憔悴した様子の宮迫は「(信頼していた人物に)任せっきりになっていた」とうなだれ、ヒカルは「これはヤバい」とバッサリ斬り捨てた。当然、オープンは無期限延期となった。

 まさかの展開に、プロモーションを兼ねた「ヒカルの仕掛け」と見る向きもあったが、不動産関係者は「金銭的な面を考えれば、仕掛けにしてはリスクが大きすぎる…」と漏らした。

 そう話す根拠は、オープンできないことによる〝金銭的被害〟があまりにも大きいことだ。とりわけ甚大なのが、家賃だ。「『牛宮城』がある場所は東京・渋谷のセンター街という一等地にあるビル5階。渋谷の中でも目立つ外観をしている。これらを考えると、家賃は月300万円はするでしょうね」(前同)

 家賃だけでなく、準備のための人件費や光熱費、材料費などもかかり、合計すると1か月の経費は300万円ではとてもきかない。

「早急に手を打たなければ、あっという間に負債は大きくなる。このままだとプロジェクト自体が破綻してしまうことは目に見えている」(前同)

 出ていくお金は増える一方で、入ってくるお金は減っているのだから、宮迫としてはつらいところだ。開店準備に専念するため、今までユーチューブチャンネルに週に5本の動画を配信していたが、これから週3本に減らすと宣言した。ということは必然的にユーチューブの収入も減ることになる。

 そもそも資金力では宮迫よりもヒカルの方が圧倒的に上で、宮迫自身もそれを認める発言をしている。最悪の場合、ヒカルに泣きつくしかなさそうだが、「宮迫さんの性格を考えると、それだけはしないはず。あまりにも格好悪すぎますからね」(お笑い関係者)。

「牛宮城」が入るビルは、1階エントランスに各階店舗の看板が並んでいる。しかし5階の看板には目隠しのシールが貼られたまま(10月21日現在)。どこか寂しげな雰囲気だった…。