関口宏の「サンモニ」が強いワケ 張本勲氏の「喝」と「半沢直樹」に共通点

2020年08月09日 06時15分

「半沢直樹」主演の堺雅人(左)と張本勲氏

 安藤優子(61)、小倉智昭(73)…大物キャスターが続々と卒業するなか、盤石なのがTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時~)の関口宏(77)だ。

 放送開始は1987年10月。常に安定した視聴率を維持している。なかでも名物は野球評論家の張本勲氏(80)と丁々発止のやりとりを繰り広げる「週刊御意見番」のコーナーだ。

「最近は関口さんが張本さんの話をスルーしたり、トークの途中でカットインするなど、不穏な空気も漂っていますが、このコンビを解消させようという話は一度も出たことがありません。俗にいう〝治外法権〟。制作側もおふたりの機嫌を損ねないよう細心の注意を払っています」とはTBS関係者。

 ネットニュースなどでは張本氏の過激な物言いが炎上を招くこともあるが、当の本人は「全く気にも留めていない」(同)。今から10年前にも、張本氏がジャーナリスト江川紹子氏の発言に「怒った」とウワサになったことがあったが、当の張本氏は本紙の電話取材にまず何が起きているのかわからないといった様子だった。

 そのサンモニが好調な理由はズバリ「半沢直樹」だ。堺雅人主演で現在放送中の同ドラマは初回平均視聴率22%、2日放送の第3話が23・2%を記録(ともに関東地区)。早くもNHK・民放を通じて今年放送された全ドラマのうち、単独1位の視聴率を叩き出している。

 人気の秘訣はアクの強い俳優陣の演技もさることながら、堺演じる銀行マンが、悪事を重ねる取引先や邪魔をする上司を次々となぎ倒していく「勧善懲悪」の世界観だ。

 これがサンモニの「御意見番」のコーナーにも通ずるという。前出TBS関係者の話。

「サンモニの放送時間帯は年配者が見ていることが多く、張本さんのメディア人気や権力に屈しない『喝!!』を楽しみにしているのです。サッカーの三浦知良やメジャーの大谷翔平にも平気で繰り出しますからね(笑い)。あの〝喝〟を見て、胸がすく視聴者が大勢いるんです。TBSは長らく時代劇『水戸黄門』を放送していましたが、それと根元は一緒ですね」

 他局では安藤が情報番組「グッディ!」(フジテレビ)を失い、小倉は「とくダネ!」を来年3月に卒業すると伝えられているが、関口&張本コンビは心配無用なようだ。