俳優で歌手の松平健(65)が19日、都内で行われたCS放送旅チャンネルの新番組「歩け!マツケン~松平健の諸国漫遊~」(11月10日午前11時30分から放送)の記者会見に出席した。

 同番組では、松平が地元ケーブルテレビ局スタッフの案内で街のお薦めスポットを歩き、街の魅力を発見していく。第1回は東京・文京区で街ぶらロケを敢行した。

 松平といえば、テレビ朝日系「暴れん坊将軍」(1978年~2008年)の主役・徳川吉宗でおなじみ。

 ロケでは、街の人から「暴れん坊将軍だ!」と握手を求められ「なんか恥ずかしい。だいたいおじいちゃん、おばあちゃんが多いけど、再放送を見た若い方にも声をかけていただいて、びっくりした」と照れ笑いした。

 旅番組への出演は初めて。「自分から話しかけるのはなかなか難しい。(オファーがあった時は)いつも思うけど、なぜ私なのかなと(笑い)。トークがあまりうまくない」とポツリ。「旅や散歩は大好きだが、皆さんとのおしゃべりはどうかな、と不安に思っていた」と明かした。

 ロケでは飴細工にも挑戦した。「時代劇によく出てくる。飴がやわらかい状態の1分以内でやらないといけないので、なかなか難しかった」と振り返った。