俳優の佐藤二朗(57)が映画「踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!」(9月18日公開)のスピンオフドラマを降板したことが3日、明らかになった。佐藤のハラスメント報道を受け、フジテレビが決断した。ドラマは混乱を極めている。

 1日の文春オンラインなどによると、フジ系4月期「夫婦別姓刑事」で佐藤と女優の橋本愛(30)との間でトラブルが発生。橋本が過去のトラウマから身体接触に制限がかかると聞かされた佐藤が楽屋に押しかけ、女優キャリアを否定する発言をしたとされる。佐藤の所属事務所はハラスメントを否定している。

 佐藤は「――N.E.W.」に出演し、そのスピンオフドラマにも登場予定だったが、フジが降板を通達。即断即決の背景には元タレント中居正広氏の女性トラブルに端を発した一連の問題により、フジがコンプライアンスを重視していることがある。フジ局員の話。

「スピンオフドラマの現場は混乱しています。撮影中止はこれが初めてではなく、本当は6月にクランクインし屋外ロケを行う予定だったのですが、雨天で中止。仕切り直して7月に集中的に撮影していこうとした矢先に二朗さんのハラスメント報道が出ました。代役や脚本のテコ入れが検討されています。スピンオフドラマは8月中旬~下旬のネット配信で調整されていましたが、遅らせる可能性があります」

 ネット上を中心にフジにも批判が寄せられている。俳優・織田裕二を担ぎ出した「踊る大捜査線」新作はフジの勝負作品。興収に影響が出なければいいが…。