TBS系「ひるおび」は16日の放送で、愛知県内の東名高速道路で乗用車が後続のワゴン車にあおられ、エアガンを発射された事件について特集した。

 愛知県警は14日、器物損壊容疑でワゴン車を運転していた無職の佐藤竜彦容疑者(40)を逮捕。同容疑者は兵庫県警尼崎東署に出頭した。愛知県警によると、同容疑者は「前の車に追いつき、パッシングやクラクションでどいてもらおうとしたが、ブレーキを踏まれてぶつかりそうになり、腹が立って車の中にあったエアガンで撃った」と容疑を認めている。

 この事件について落語家・立川志らく(56)は「腹が立ったから撃ったなんて、そんなのは言い訳にもなってない。元から撃つつもりで車を走らせていたんだろうって思うんですよ。エアガン持って(BB弾)2000発って、他に目的なんかあるわけ…」と非難した。

 京都市や神戸市の高速道路などでも7~8月、車や歩行者が特徴の似たワゴン車からエアガンのようなもので撃たれる事件が4件発生しており、愛知県警などが関連を調べている。これについて志らくは「他の事件はまだ分かっていないけど、もしそうだとしたら、最初っから獲物を見つけて、撃とうって思っていた、そういうことでしょう」と推測した。