田代まさし氏「バリバラ」出演 NHKは過去の犯罪歴問題視せず

2019年07月04日 18時52分

田代まさし氏

 NHK大阪放送局の局長定例会見が4日、大阪市内の同局で行われた。

 同局は先日、元タレントの“マーシー”こと田代まさし氏(62)が、同局制作の情報バラエティー番組「バリバラ」(NHK・Eテレ、木曜午後8時)に出演。“薬物依存症”をテーマにした「教えて★マーシー先生」を、4日と11日の2週にわたって放送すると発表した。

 田代氏は過去3度、覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕された。度重なる薬物使用や、女性の下着を盗撮し「ミニにタコができた」と話して大ひんしゅくを買った事件など、田代氏に対しては世間の反発の声も強い。

 そんな田代氏の起用について、同局の福島広明制作部長は「今回は、依存症の当事者や家族が社会から孤立して再犯を繰り返してしまうという現実を、当事者の声でお伝えするということで、お招きしました。ご本人の感じたこと、おっしゃりたいことを、しっかりお伝えすることを心掛けています。『バリバラ』らしいスタイルで、依存症の方がどういうふうに回復していくか、社会がどのように依存症と向き合っていくのかを考えるいい材料になるのではないかと考えております」と説明。過去の犯罪歴については「薬物依存症をテーマにしておりますので、その他(の罪)については(刑期を)終えているという認識を持っております」とテーマ外であるため、出演上、問題視していない見解を示した。

 また、同番組は近年、日本テレビ系特番「24時間テレビ 愛は地球を救う」の裏で、生放送で攻めた企画を実施してきた。今年度から放送日時が変更となったが、特番などをぶつける予定について「まだ未定となってます」と話した。