俳優・佐藤浩市(59)、女優・石田ゆり子(51)、西島秀俊(49)らが2日、東京・渋谷で行われた映画「サイレント・トーキョー」(4日から)公開直前渋谷ジャックイベントに出席した。

「アンフェア」シリーズなどで知られる作家・秦建日子氏の小説を実写化。クリスマスイブの東京で発生した連続爆破テロ事件に巻き込まれた人々の姿を描く。

 キャスト陣は2階建てバスに乗車し、同作でテロ事件の舞台となる渋谷のスクランブル交差点に登場。

 佐藤は「新鮮だったのと、遠足気分になった。自分たちの知っている東京をまた違った面から見られた。映画を作るのは人間力だと、改めて感じさせてくれる作品。劇場で興奮して最後まで突っ走ってください!」とアピールした。

 CGを使った渋谷でのテロ事件のシーンは、大勢のエキストラと撮影。刑事役を演じた西島は「1000人以上の方と同時にやらないといけなかった。1人でもボーッとしてはいけない。皆で撮れたというのが、大きな経験だった」と振り返った。

 恵比寿での爆破事件のシーンに出演した石田は「リハーサルを何度かして、私がおっちょこちょいで、ご迷惑をおかけした…(笑い)」と撮影現場について明かした。