不同意わいせつ、不同意性交等の両罪に問われている元ジャングルポケットの斉藤慎二被告(43)の第4回公判が13日、東京地裁で開かれた。今回も検察側の証人尋問が行われた。
斉藤被告は2024年7月、東京・新宿区に駐車されたロケバス内で初対面だった20代女性会社員Aさんの胸を触るなど計3回、性的行為をしたとされる。2人はバラエティー番組のロケに出演者として参加。その収録の合間に起きた前代未聞の事件に衝撃が走った。
一連の公判で、性的行為の有無を巡っては両者は争わず、「あった」として審理が進められている。
見解が異なっているのは性的行為の同意の有無だ。斉藤被告はAさんの同意を得たと誤信していたとして無罪を主張。対するAさんは斉藤被告には影響力があり、性的行為を断ればロケなどに支障が出て拒否できなかったと反論する。
8日の第3回公判に続き、今回も検察側の証人尋問があり、女性ADが証言した。
女性ADは検察側の質問に答えた後、斉藤被告の弁護人の質問に答えた。その中で、Aさんはロケ終了後、斉藤被告に対し、「ロケ中に言っていたおいしいお店を紹介してほしい」との主旨でたずねたと告白。2人はその日、「おいしいお店」の話をしていたようだ。法曹関係者の話。
「この証言を聞くと、Aさんは意に沿わない性的行為を受けた後、その相手に対し、『おいしいお店』の紹介を求めたことになります」
斉藤被告サイドがAさんへの性的行為を「同意を得たと誤信していた」と主張するなら、この発言を争点にする可能性がある。今回のような事件が起きればロケ終了後、すぐに帰りたくなるのでは――というわけだ。
現在、Aさんの「おいしいお店」の話の本心は明らかになっていない。
「ただ、女性は意に沿わない性的行為を受けた後、パニックになって正常な判断が難しくなるのはこれまでの刑事事件を通しても周知の事実とされています。Aさんは斉藤被告の影響力を恐れ、その機嫌取りもあって『おいしいお店』の話を振った可能性があります」(前出関係者)
第5回公判以降は斉藤被告側の証人尋問、同被告自身の被告人質問で調整されており、判決期日は秋ごろになるとみられている。












