ジャニーズ事務所のアイドルグループ「SixTONES(ストーンズ)」と「Snow Man(スノーマン)」が22日、同時にCDデビューする。それを前に、日ごとにお互いのファンがヒートアップ。ストーンズのファンが、スノーマンのメンバーのラウール(16)に殺害予告をしたとしてネット上でこの話題が大炎上している。

 SNS上には、今月3日からストーンズのファンとみられる人物が「ハイタッチ会に行って死ねって直接言ってやる」「殺したい」などと投稿。他にも同様の投稿が相次ぎ、スノーマンのファンは激怒している。

 両グループの同時CDデビューは昨年元日でタレント業を引退し、同9月に同事務所副社長に就任した滝沢秀明氏(37)のプロデュースで決定した。

 芸能関係者は「対立ではなく、切磋琢磨せよということですが、この2組が昨年のNHK紅白歌合戦に(特別企画で)出演したあたりから、ネット上でも両グループのファンはどんどん熱くなっている。同時発売なら、オリコンランキング一つとっても1位はどちらかで、負けた方が2位になるわけです。相手を蹴落としてまでもと考える過激なファンが出てもおかしくはないでしょう」と話す。

 それほど過熱気味だからこそ、22日発売のシングルは「CDが売れなくなった時代でも、2組ともミリオン近くにまでいくんじゃないか」(音楽関係者)とさえ言われている。

 ただ、あまりに過激になりすぎるのもやはり心配なわけで…。

「ファン同士の対立が続けば、それこそお互いのグループのスキャンダル探しなどにも発展しかねない。売り方として“切磋琢磨”をあおりすぎるのは、自分たちの首を絞めることになるんじゃないか」(同関係者)

 テレビ局関係者は「紅白会場のNHKホールでは、両グループのファンが叫び合う声援合戦となり、その様子が生放送された。他のグループのファンからの評判も悪い」と指摘。

 デビュー前からの“対立”は滝沢氏の想定内なのか。