嵐・櫻井翔 苦悩の「アンパンマン顔」の真実

2019年01月31日 11時00分

ジャニーズ事務所

【J帝国に吹き荒れる嵐の深層:緊急連載2】活動休止を電撃発表した人気アイドルグループ「嵐」。27日に行われたメンバー5人による会見では、終始なごやかな雰囲気が漂ったが、とりわけ苦悩したメンバーがいる。それは櫻井翔(37)だ。2年前、リーダー大野智から“いったん活動を終えたい”と打ち明けられ、5人で何度も話し合い「活動休止」という結論に達した。これにより櫻井は「この先グループをまとめるのは自分しかいない」と覚悟を決めたものの、重責は想像以上。その代償として表れたのが、2017年大みそかの「NHK紅白歌合戦」で話題になった顔面の激変だった――。

 嵐のメンバーは、38歳のリーダー大野を筆頭に、37歳の櫻井、36歳の相葉雅紀、35歳の松本潤、二宮和也と続く。グループとしての活動は大野がけん引役だったが、1学年下の櫻井もサポートしてきたのは言うまでもない。

 27日の会見でもその一端が垣間見える場面があった。報道陣から「リーダーに打ち明けられたときにどう思った?」と聞かれた時のことだ。

 櫻井は「驚きましたね。相談というより意思が固まっていることなんだろうと解釈した。誰か1人のことで嵐の将来を決めるのは難しいし、他の何人かの意思で1人を縛ることはできない。中学のころに出会って23~24年一緒にいる大切な仲間ですから」とした上でこう言ったのだ。

「全員が納得する着地点を見つけるのが僕の役割だと思った…」

 もはや大野に、意思統一の任は難しい。だとすれば自分しかいない。櫻井はテレビ番組でMCを務めているだけに、周囲の意見をさばき、とりまとめる力はある。だが、さすがの櫻井も水面下でかなり苦労したという。

 芸能プロ関係者の話。

「タイミングが最悪だったんです。SMAPが解散したのは前年の2016年の年末。大野が気持ちを打ち明けた17年6月16日は、元SMAPの3人が退所を発表した2日前です。それだけではありません。タッキー&翼が活動休止を発表したのは同年9月3日でした。うまく軟着陸させなければ、嵐も一連のゴタゴタに巻き込まれてしまう。櫻井は苦しみました」

 実際、SMAPの独立騒動はグループの亀裂を生み、タッキー&翼の今井翼は、ジャニーズ事務所幹部と何度もケンカしたとされる(本紙既報)。結果的にタッキー&翼は昨年末に解散し、今井は事務所を退所してしまった。「当初、大野は退所を視野に入れていたので、そうなるとジャニーズ事務所が空中分解する危機でした。当然、タッキー&翼の話は櫻井の耳にも入っていたことでしょう」(同関係者)

 ほかにも、渋谷すばる(18年末で退所)をはじめ、退所したがっている所属タレントはひしめき合っていた。事務所ナンバーワンの稼ぎ頭である嵐の決断次第では、ジャニーズのタレント全体に悪影響が伝染する事態を招きかねなかったのだ。

 テレビ関係者はこう耳打ちする。

「そんな状況ですから、さすがの櫻井もストレスがたまり、何かに逃げたかったのでしょう。それがお酒だった。浴びるように飲んでいたようです。それが17年の紅白歌合戦の“アンパンマン顔”につながっていった」

 その年の紅白歌合戦の本番。櫻井は、異様なほどまん丸でパンパンになった「顔面浮腫」の状態でステージに立った。すっきりしたイケメン顔はすっかりうせ、腫れ上がった顔は、まさに子供向けの人気漫画「アンパンマン」そのもの。当然、ネットは騒然となった。

 昨年1月4日発行の本紙終面記事では、この櫻井の「顔面肥大」ぶりに「ヒアルロン酸説」「ステージの穴に落ちた説」「年末特番で多忙説」など諸説入り乱れていたことを報じ、その原因として「多忙による寝不足で顔が腫れた」というテレビ関係者の証言を紹介した。

 睡眠不足のうえに、酒による“むくみ”だったとすれば、櫻井は相当なストレスをため込んでいたものと思われる。ばんそうこうも貼っていたが、それは別の原因らしい。

「本番前のリハーサルの囲み取材で『その年を漢字一字で表して』と報道陣にうながされた櫻井は『嵐としては“和”ですね。平和の和』と答えていた。今考えれば、その当時の嵐の5人は和にならなければならなかったんです」(同関係者)

 アンパンマンのテーマソング「アンパンマンのマーチ」の歌詞にはこうある。

「何が君の しあわせ 何をして よろこぶ わからないまま 終わる そんなのはイヤだ!」

 櫻井はメンバーたちにとって何がベストなのかを考えた。うやむやのまま終わるのはイヤだったからだ。そしてアンパンマンと化した櫻井が嵐を、そしてジャニーズ事務所をいったんは救った形だったのだが…。

 嵐の5人が決断した活動休止の余波はまだまだ続く。