アイドルグループ「モーニング娘。‘22」は6月20日に東京・日本武道館でライブを開催。メンバーの石田亜佑美(25)はケガを抱えながらステージに立ったことを告白した。ライブは大好きで、至極の瞬間として“アイコンタクト”を挙げたが、いったいどういうこと?

 グループとして約2年ぶりとなる単独コンサートツアーの千秋楽となった6月の日本武道館公演直前、石田は足をくじくというアクシデントに見舞われていた。

 リハーサルも十分に行えず、当日は痛み止めを飲んでステージに立った。メンバー、スタッフからは「無理しないでね」と優しい声を掛けられたそうだが、石田には全く届いていなかった。

「いや、日本武道館なんて無理する場でしょう、って感じでした。ここで無理しないでどこで頑張るの?みたいなぐらいの気持ちでしたね。実はこれまでにも何回かケガしてたこともあって、自分の中では平気だったんですよ」と振り返った。

 むしろケガを抱えながら武道館のステージで踊る自分に「逆にテンション上がりっぱなしでした。『私、ケガしてるのに踊ってる~!』って」。トラブルが逆にパワーになってしまうほど日本武道館のステージは特別な場所だということだ。

 今月からは夏のツアーがスタート。ライブが楽しくてしかたがない石田が最も好きな瞬間は「メンバーとのアイコンタクト」だ。言葉を交わさずとも、目だけで会話しているのだ。

 例えば後輩の15期メンバー・山﨑愛生とは「もう楽しいしかないんですよ! 『きょう、楽しいね~!』みたいな。言葉は交わさないんですけど、その思いは通じ合っていると思います」。

 同じく15期メンバーの岡村ほまれに関しても「すっごい私のことをうれしそうに見てくるって印象があるんですよ。本当にかわいい存在なので。しゃべってないのに『石田さ~ん!』って声が聞こえてくるんですよ。その目を見て私も『かわいいなあ』と」と目を細めた。

 一方、後輩メンバーとは違って、リーダーの譜久村聖とは冷静に目で会話している。「今のパフォーマンスよかったですね、かっこよかったですよね。きょうもイケてますね、というような感じです」

 石田と同じくダンスが得意の加賀楓とは「絶対にふざけ合っちゃいますね。ダンスを少し変えてみたりとか」。アイコンタクトによってアドリブで踊りを変えているという。

 モー娘は8月、野外フェス「ロック・イン・ジャパン」への出演が決まっている。「高ぶってますね。フェス独特のあの景色の広がりを楽しみたいと思います!」と宣言した。

(このインタビューの特別版を後日、東スポnoteで配信予定です)