演歌歌手・福田こうへい「コロナ休業中」に“進化” 地元・岩手山中で「鍛えた場所」とは

2020年11月05日 11時30分

岩手のサンマをPRする福田こうへい

 演歌歌手・福田こうへい(44)が4日、東京・亀有の岩手県民食堂「デンサク屋」で地元の復興を願い、岩手産のサンマを焼いて振る舞った。

 2011年の東日本大震災以降、被災地の復興支援を目的とした数々の無料ライブを開催してきた福田。今年は新型コロナウイルスの影響でその活動もできず「何か被災地のためになることはないか」と考え、岩手で取れたサンマをPRした。

 店頭でサンマを焼きながら「歌ばかりではなく、それ以外でも自分でやれることがあるんじゃないかと気づかされた一年でした」と振り返った。
 6月に発売した最新シングル「筑波の寛太郎/あれが沓掛時次郎」が好調で、「たくさんの方が応援してくれた」と感謝し「必ずお返しをしたいですね。このサンマのように細く長く皆さんに味わっていただけるような歌手になりたい」と話した。

 今年はコンサートも2月末からストップし、211日間もステージに立てなかった。例年なら、年間で200公演を超えるステージをこなす福田も「デビューしてからこんなに間が空くことはなかった」。休みの間、地元岩手で過ごし「家の裏にある山を探索していた。歌手はノドが楽器。鍛えておかないと、衰えてしまうので、山の中で発声練習をしていた」と“山中トレ”でノドを鍛え続けたという。

 9月末にはソーシャルディスタンスを保ちながらだが、コンサートもできるようになり「歌っていて涙が出そうになった」と再開を喜んだ。
「コロナが起きてから、いままであった日々は当たり前ではないというのをつくづく感じさせられた。以前もコンサートを大切に歌ってきたつもりだが、一回のコンサートを大事に歌うという気持ちは以前より強くなった」

 コロナがまた一回りも二回りも福田を“進化”させたはずだ。