覚醒剤取締法違反(使用など)の罪で起訴された元プロ野球選手・清原和博被告(48)の初公判が17日、東京地裁で開かれた。清原被告は3月17日の保釈後、千葉県内の病院で深刻といわれる糖尿病の治療を行ってきたとされる。入院当初はカーテンから外の様子をのぞく姿が撮影されたり、関係者が焼き肉弁当を報道陣に配ったりしたが、その後はどこで何をしているのか謎だった。

 だが、2か月間の生活の一部を電話で親しい関係者に漏らしたという。

「清原被告は保釈後の生活が退屈で、旧知の関係者に『やることがなくて暇だから、弘法大師(空海)の本ばかり何冊も読んでいる』と話したというんです。電話でろれつはあまり回っておらず、聞き取りづらかったようですが『もう一度、お遍路参りをしたい』と気持ちを吐露したそうです」(事情通)

 清原被告は2015年春、弘法大師ゆかりの寺院である四国八十八か所を回るお遍路の旅に出た。だが、一部報道では48か所目の寺院を最後に清原被告の目撃情報が途絶え、八十八か所を完歩せずに断念したとの疑念が持たれている。

 当時、TBSのバラエティー番組「中居正広の金曜日のスマたちへ」(番組名は当時)の密着取材で、清原被告はお遍路の目的を「自分を見つめ直す意味でもいい時間じゃないかなと思った」と明かしたが、これが覚醒剤との決別を意味していたのだとしたら、結果的には完全な失敗だったということになる。

 だが今回は違う。逮捕、起訴され、弘法大師の本を読むことで心の平穏を得て、再びお遍路をしたいとの気持ちが芽生えたのだという。

「くしくも今年は逆打ち(88番札所から1番札所へ逆回りすること)すると、御利益が3倍になると言われるうるう年であるばかりか、逆打ちで弘法大師に出会えたという伝説が残る60年に一度の丙申(ひのえさる)の年でもある。弘法大師の本を読みふけっている清原被告なら、今年が特別な年であることはわかっているはず」(前出)

 覚醒剤への依存から抜け出すには、周りの人間の支えが不可欠。最後にすがるのが弘法大師であっても不思議ではない。再びお遍路の旅に出る可能性はありそうだ。