〝ザ・グレーテスト〟と呼ばれたボクシング元世界ヘビー級王者モハメド・アリ氏の孫のニコ・アリ・ウォルシュ(20=米国)がいよいよリングに上がる。

 アリ・ウォルシュはアリ氏の娘ラシーダ・アリ・ウォルシュさんの息子で、6月に偉大なる祖父と同じく米大手プロモート会社のトップランクと契約。今月14日にミドル級4回戦でプロデビューすることが決定していた。

 2016年6月にパーキンソン病との長い闘いの末、74歳で亡くなったアリ氏の孫として注目を浴びてのデビュー戦となる中、インドメディア「インディアンエクスプレス」が特集記事を掲載。その中でアリ・ウォルシュは祖父と同じような長いリーチ、驚異的なスピード、クイックネスが自分にはないことを認めながら「ボクシングは90%が精神的なものであり、歴代の偉大なボクサーたちもきっとそう言うでしょう。私がボクシングをしているのはレガシーが私にとって非常に重要であり、それが私をボクシングに駆り立てるからです」とアリ氏の遺産を継ぐ決意を語った。

 またトレーナーが共通しているという理由からWBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリー(英国)からも「最高のアドバイスをしてくれた。彼は『君がもし戦えることができるなら、やり遂げられるはずだ』と言ってくれた」と激励を受けたという。祖父のように歴史に名を残すことができるか。