今回の「深谷知広の競rin世界挑戦」は、沖縄合宿の最中、競輪開催中のコロナ対応について選手サイドからの視点で細かく分析。選手ならではの現実が分かる。
みなさんこんにちは、沖縄合宿中の深谷知広です。今回は先日ツイッターで少し触れたコロナ対策について書きたいと思います。
現在、競輪開催では様々なコロナウイルス感染症対策を行っています。開催6日前にPCR検査、参加選手の密を避けるために宿舎の分割、レース直後は息が整うまで隔離待機、このほかにも基本的な感染対策を行い運営されています。
以前、宿舎の分割についてツイッターに少し書きました。ホテル宿泊になる選手の基準は卒業期の若い順番から、競輪場宿舎のキャパシティーに応じて何人かが決定されます(SSは別)。
96期の私はいつもギリギリのラインで、開催によって本宿か分宿に分かれるのです。これが毎回ドキドキで、親切な競輪場の場合は事前にどちらになるかメールが送られてきますが、来ない場合もあります…。これで読み違えた時はかなりショックです!
競輪場宿舎だと、夜はレースダイジェストを見てその日のレースを振り返ったり、他の開催の選手の走りなどを見て過ごします。ですがホテルにはそれがないので、次の日の朝まで自分の走りすら見ることができません。
分宿最大の難点はコンディショニングです。以前参加した競輪場の動きを例に出すと、ホテルの宿泊客との接触を避けるため、朝6時から6時半までの時間に朝食を食べて、7時半に競輪場にバスで向かいます。
その開催で最終レースを走る場合はレースまでの約16時間を選手控室で過ごすことになります。朝食の時間に自由がないため、昼食までの間にお菓子等を食べて空腹をしのぎます(時間割は競輪場入りしてからでしか分からないので、あらかじめ食料の準備をすることが難しいんです)。
そしてレースが終わったら約50分でクールダウン―自転車整備―洗濯―記者対応を済ませなければなりません。その後18時半までに夕食を済ませてホテルに戻ります(ここが一番大変!)。
感染対策、運営上の問題などもあるので仕方ない部分はありますが、みな同じ選手ですし、なるべく不利益が出ないようにもう少し移動や食事の時間など、選択肢を増やしてもらえるとありがたいですね。
選手によって好みが分かれますが、明らかにコンディショニングに差が出るので予想紙に「本宿」「分宿」って書いてもいいかもしれないです(笑い)。
現在、私は沖縄で追い込み期間のピークを越えて少しひと安心しているところです。次の競輪参加になる函館GⅡサマーナイトフェスティバル(16~18日)には疲労困ぱい状態での参加にはならなそうなので、本宿に泊まれることを願いながら、当日までトレーニングを頑張りたいと思います! おしまい。
☆ふかや・ともひろ 1990年1月3日生まれ、愛知県出身。169・8センチ、79キロ。桜丘高卒業。競輪のトップ選手で自転車競技の日本代表。












