いわき平競輪場のS級シリーズ「東京スポーツ杯」が29日、ナイター開催でスタートする。ガールズケイリンの主役・高木真備(26=東京)は予選1・7Rに登場。現在、主眼に置いているものは何か。
「400バンクの1周カマシで、後半の上がりタイムを11秒台でゴールできるように、と思っています」
あっ旋しない処置を受けていた4月に体を鍛え抜き、今月に入ると弥彦、宇都宮と意識的な仕掛けを打っている。6連勝と結果は出ているものの「セッティングが…。練習では良かったのが、レースではそうでもなくて。それに流すクセもあって」と悩みを抱えている。
そこで脳裏に浮かぶのは、男子で逃げて抜群のタイムを叩き出す脇本雄太(32=福井)の存在だ。「フォームとかセッティングとか走り方とか聞けるものなら聞いてみたい。でも雲の上の人なので…」と検車場の天井を見上げた。
平常時でもそうだが、特に今は東京五輪準備中の脇本に会うことはできない。現在は自分の力と、恩師・高木隆弘(52=神奈川)の指導により改善を図るのみだが、いつか脇本や深谷知広(31=静岡)へ助言を求められればと願う。
それでも前向きな悩みなので瞳は輝くばかりだ。ただし写真撮影のために、ちょっとだけマスクを外してもらおうと報道陣が要望すると「ダメです! マスクの下はノーメイクなので」。目元はバッチリ化粧をしているが、他はすっぴん…。
ガールズ界を代表するズボラ女子としての本領を発揮したが「レースの時は全部するので」とのこと。初日のレースを納得のタイムを叩き出せば、満面の笑顔を見せてくれるだろう。












