デビュー40周年を迎えた演歌歌手・坂本冬美が3日、東京・東京国際フォーラムで「40周年記念リサイタル 坂本冬美SPECIAL ~今日から明日へ~」を開催した。

 1987年に「あばれ太鼓」でデビューした坂本。デビュー曲から、紅白で10回も歌唱している代表曲「夜桜お七」、師匠の猪俣公章氏の「能登はいらんかいね」「火の国の女」といった演歌から、ビリー・バンバンのカバーで大ヒットした「また君に恋している」、桑田佳祐が作曲作詞した「ブッダのように私は死んだ」などのポップスまで、坂本の40年を振り返るステージとなった。

 また、会場には、2002年に一時、活動休止していた時に出会い、歌手活動復活のきっかけを作ってくれた二葉百合子さんも掛けつけ、坂本は二葉さんの代表曲である「岸壁の母」を熱唱。「二葉先生の門を叩いてこうやって復帰させていただきました。いまでは東京のお母さんです」と頭を下げた。この日も、二葉さんから天気などを心配され「本当に母親のような気持ちで、励ましてくださって、今日の日を迎えることができました。本当にありがとうございます」と涙を見せた。

 アンコールでは「男の火祭り」をファンと共に大熱唱した坂本。「こんな40周年を迎えられると、猪俣先生はきっと驚いていらっしゃると思いますが、一番、驚いているのが私です」と話し「この道にはすばらしい諸先輩方がいらっしゃいます。その背中を追いながら、50周年を目指したいと思います」とさらなるまい進を誓った。