豊橋競輪ナイターFⅠ「競輪データならBetimo杯」が2日に開幕し、6Rガールズ予選1では吉川美穂(33=和歌山)が1着発進を決めた。

 最終1センター5番手から動いて前団を丸飲み。鮮やかなまくりにも見えたが「そこまで悪くはないけど、上がりタイムは12秒8ですからね。バンクが重たかった」と表情を崩すことはなかった。

 今は今年一番の正念場を迎えている。10月は追加参戦の前橋と大宮を含めて、3開催に出走。蓄積された疲労もあるはずだが「その辺はマヒしています。開催は詰まっているけど、レースが練習替わりになっていい動きができているし、上がってきている。疲れがドッと出るのは年明けでしょう」と言う。

 原動力となっているのは、2023年を最後に遠ざかっている年末のガールズグランプリへの思いだ。2日現在の賞金ランキングで吉川はボーダーの7位。一つ上の梅川風子とは25万7000円差ながら、同8位の坂口楓華との差も33万7000円(いずれもKEIRIN.JP参照)しかない。最終的には18日開幕のGⅠ競輪祭女子王座戦(小倉)での成績が鍵を握るとはいえ、一走たりとも無駄にはできないギリギリの戦いとなっている。

「ガールズグランプリへのモチベーションと、アドレナリンで何とかなっている感じですね。あとがないし、グランプリにもいい状態で出たい」。明確な目標に向けて、まだまだ気の抜けない日々は続く。