難病のスティッフパーソン症候群を公表し、活動を休止していた世界的歌姫セリーヌ・ディオン(58)が、待望の本格ステージ復帰で驚異的な記録を打ち立てた。米誌「パレード」が29日伝えた。
米ビルボードのボックススコアによると、ディオンが9月から10月にかけ、パリのプラニチュード・アリーナで行った16回のレジデンシー公演の総興行収入は1億2550万ドル(約188億円)、総動員数53万9000人を記録。公演1回平均の興収は約780万ドル(約12億円)で、平均観客数は3万3700人に達し、レジデンシー公演として歴史的な成功を収めた。
パレード誌によると、ディオンは2022年12月、筋肉の硬直やけいれんを引き起こす希少な神経疾患を公表。同年の世界ツアーの残り日程を中止するなど、長期間にわたり表舞台から離れていた。
昨年のパリ五輪開会式では、エディット・ピアフの名曲「愛の讃歌」を熱唱し、復活への第一歩を印象づけたが、本格的なコンサート復帰は今回が初めて。
9月の初日公演では満員の観客を前に、「戻ってくると約束しました。そして今ここにいます。皆さんのために、自分のために、そして人生のために歌います」と感極まった様子で語り、喝采に包まれた。
同誌によると、ディオンは過去に米ラスベガスで行った2度のレジデンシー公演は、現在も歴代興収ランキングの1位と2位を保持し、〝レジデンシーの女王〟として知られる。今回のパリ公演の大成功で、その伝説に新たな1ページを加えた。












