29日のフジテレビ系ドラマ「波うららかに、めおと日和」第3話に登場した画家の町田(泉澤祐希)が正体不明で視聴者を困惑させている。
日中戦争が始まった1937年夏、主人公のなつ美(芳根京子)は海軍士官の夫・瀧昌(本田響矢)のつかの間の休暇を使って日光旅行に出かける。戦火忍び寄る中、国内にはまだ変わらぬ日常があった。夫婦は旅を満喫したが、間の悪さからはぐれてしまうアクシデントに見舞われた。
互いが捜し合うが見つからず、道に迷ったなつ美は林の中をさまよう。悪路に足をとられて倒れそうになった時、後方から手が差し伸べられた。瀧昌だと思って振り返ると、目に入ったのは町田だった。2人が無表情で見つめ合うところで3話は終わった。
X(旧ツイッター)では、「町田は何者なんですか…」「町田茂さんは一体何者…!?」「泉澤くんの役柄は何だろ。今日だけじゃ分からなかった」「泉澤くんは誰なんだろ?」と「?」が飛び交い、視聴者の困惑をうかがわせた。
番組サイトの相関図に出ていない町田は、泉澤が3話以降ゲスト出演する発表に伴い明らかになった配役。絵を売りながら旅を続けているしがない画家とされる。「日光旅行中に道に迷ってしまったなつ美を偶然助けたことをきっかけに物語は予期せぬ方向へと展開していく…」との説明がなされていた。
泉澤は番組に寄せたコメントで「つらい過去を持っていますが、江端夫妻(なつ美と瀧昌)と出会い、どう心境が変化していくのかそこも楽しんでいただければ」と見どころを示していた。4話のあらすじは、旅行の後日、2人が再会することを示唆。なつ美が、瀧昌の幼なじみ・坂井(戸塚純貴)の甘味処に立ち寄ると、修理作業をしていた看板描きが町田だったとなるようだ。
前述の説明では「なつ美を偶然助けた」とされていた町田だが、放送とのギャップは大きい。町田はなつ美を助けたシーンに先立ち、絵を売る店から離れた先に瀧昌と一緒にいたなつ美を見かけていた。何か思い詰めたような表情ですぐに立ち上がって追いかけたが、見失った。その執着ぶりは「偶然」ではない〝因縁〟を見る者に想像させる。
手を差し伸べ助けた場面は、その瞬間から主題歌が流れるなど、運命的な出会いであるかのようだった。街中で絵を売っていた町田が、林をさまようなつ美と居合わせたのもいかにも不自然。
Xでは「知り合いとかじゃないのかな?」「大切な人がなつ美に似てるとか?」「予告だけだとなんなら、なつ美を避けてるようにも見えるし、追いかけてるようにも見える」「視聴者大好物の嫉妬瀧昌を引き出してくれるキャラクターなんじゃ…」「オリジナルキャラだから読めない」と視聴者が想像力をかきたてている。












