エモロックの旗手として人気の米バンド、マイ・ケミカル・ロマンスが公演の演出をめぐり、ダラス・カウボーイズ・チアリーダーズ(DCC)に訴えられた。
米メディアによると、NFLダラス・カウボーイズの公式チアリーダーのブランドを管理するプロ・シルバー・スター社は23日、マイ・ケミカル・ロマンスに対し、一時的差し止め命令などを求める申し立てをテキサス州ダラス郡地裁に提出した。
発端となったのは、21日にロサンゼルスのハリウッド・ボウルで行われた公演。同チアリーダーを模したコスプレをしたダンサーたちがステージに登場し、小道具の銃を手にパフォーマンスを展開した。SNS上に投稿された映像では、ダンサーたちがバンドを守る役柄を演じた後、撃たれる演出が行われていたという。
プロ・シルバー・スター側は、観客やSNSユーザーの間で出演者が本物のDCCだと誤認される恐れがあったと主張。「バンドの音楽や演出そのものを問題視しているのではなく、DCCのコスチュームを無許可で着用し、銃を持つ演出が問題」と訴えている。
一方、法的措置が取られた後の23日夜の公演でも、ダンサーたちは引き続きDCC風の衣装で登場し、騒動はさらに波紋を広げている。
マイ・ケミカル・ロマンス側は現時点でコメントしていない。同バンドは代表作「ザ・ブラック・パレード」発売20周年を記念したハリウッド・ボウル5日間公演の最中で、残る公演の対応にも注目が集まっている。












