24日の日本テレビ系ドラマ「俺たちの箱根駅伝」第3話、戸塚純貴演じるアナウンサーの丸太が流れを変えるキーロールに。筋を通した姿は、あの朝ドラで人気を博した「俺たちの轟」を思わせるオーラを漂わせた。
箱根駅伝が50日後に迫る中、大日テレビは中継の司令塔役となるセンターアナの前田(平原テツ)がステージ3の食道がんで入院する非常事態に揺れる。代役を誰にするか。主人公のチーフプロデューサー徳重(大泉洋)と前田は、意中の人がベテランの辛島(竹中直人)で一致する。
ゴルフ中継のプロと称される辛島の代役案に、気難しく頑固な人柄を煙たがるアナたちから異論が噴出。そもそも徳重の要請を辛島はまったく取り合わない。一方、タレントのゲスト出演を徳重の反対で断念に追い込まれた編成局長の黒石(高橋克典)はバラエティー色導入を諦めず、好感度抜群のエンタメ系アナの丸太の一本釣りに動く。
スタッフではセンターディレクターの宮本(伊藤沙莉)がただ一人、辛島案に賛成。徳重は宮本とともにスポーツ局長も担ぎだして直談判の場を持つも、逆効果に終わってしまう。
箱根でスポーツ中継の王道を貫くには辛島しかいないと確信する徳重。対する黒石は「型破りな中継で箱根に新しい風を吹かせ」と丸太を揺さぶり、心を傾かせる。徳重は丸太にも会い、「お前がセンターアナを務めれば、きっと〝丸太の箱根駅伝〟になる」と懸念をとともに、選手が主役のポリシーを伝えた。
そして終盤、アナウンス部に乗り込んだ徳重と宮本は、なおも耳を貸そうとしない辛島に切々と訴える。静まり返る同僚アナたち。そこに割って入った丸太が「センターアナ、やっていただけませんか」と辛島に直訴した。箱根駅伝がバラエティー色を出す場でないことは分かっており「私はまだ箱根のたすきは受け取れません」と訴えた。すると堰を切ったように他のアナからも〝辛島賛歌〟が続き、潮目が一気に変わった。
「テレビが箱根を変えてはいけない」と徳重の信念を共有し、筋を通した丸太。Xには「丸太いい奴」「一つ一つの表情が心に残りました」「信念ある仕事をしてるってかっこいい」などと視聴者の感銘が投稿された。
澄み切った表情で辛島や徳重と向き合った丸太は、一昨年のNHK連続テレビ小説「虎に翼」で戸塚自身が演じた轟と通じる気概を感じさせた。正義感の強い言動は視聴者から「俺たちの轟」との愛称がネット上に出るほど視聴者の好感を呼んだ。くしくも同ドラマ主人公で轟の学友である寅子を演じたのが今回宮本役の伊藤だった。
「虎に翼」コンビと徳重で辛島口説きに成功。Xでは「俺たちの丸太」命名も見られた。












