歌手で俳優の辰巳ゆうとが16日、大阪市内でで3回目の一日警察署長を務めた。

 舞台「松平健×コロッケ45周年特別公演」(10月18日~11月5日=大阪・新歌舞伎座)の開幕に先駆け、め組の若き組頭・長三郎を演じる辰巳が、天王寺警察の一日警察署長を委嘱され、特殊詐欺等被害防止・闇バイト被害防止啓発キャンペーンのイベントに参加した。

 大阪・天王寺警察署長の髙橋伸明氏より委嘱状を受け取ると「僕、(今回の舞台で)め組の火消しの役なんで、消防署長向きなんかな」と言い笑わせ、今回のキャンペーンのために作られたうちわについて「持って帰るだけじゃなくて、ちゃんと詐欺に遭わないように気を付けて」と呼びかけた。

「辰巳ゆうととSTOP!特殊詐欺」では、本物の警察官と「警察官を騙る詐欺電話がかかってきた」という設定の寸劇を演じ、集まったファンを楽しませた。

 最近、SNSで辰巳をかたるなりすましアカウントが増えており、困っているとしたうえで「ニセ辰巳ゆうとからDMが来て、連絡先を教えますとかいう詐欺があるんです。みなさん、安心してください。僕から皆さんにメッセージを送ることは絶対にありません。夢を壊すようで申しわけないのですが…」と辰巳をかたる人からのロマンス詐欺に注意を促した。

 今回の公演は、松平健が演じる八代将軍・徳川吉宗の耳に「お年寄りの家を襲わせる闇仕事」が町を騒がせているとの一報が届き、解決のために乗り出すというもの。

「お芝居を楽しんでもらいながら、そういった犯罪があるんだという認識をみなさんに持っていただくためにも、がんばりたい」と意気込んだ。

 最後に闇バイトに対し「甘い言葉で誘惑されることもあると思う。おいしい話はないと思って。ちゃんと自分が汗をかいて努力した分が、お金となり達成感にも繋がると思う。みなさん気を付けて!」と訴えた。