12日の小倉競輪FⅠスペースナイトレース2日目A級準決5Rで八谷誠賢(51=福岡)が山本浩成マークから抜け出してデビュー通算500勝を決めた。500勝達成(1994年の表彰規定改正後以降)は今年6月の伊藤信以来、74人目(男子は68人目)。
レースは1番車の山本がスタートを決めて九州が前受け。赤板で上昇した飯田憲司を山本は出させず突っ張る。中団の松本卓也が打鐘3角からカマすが山本が合わせて先行。番手すんなりの八谷が山本を差し切って節目の勝利を決めた。
「山本の後輪だけ見てました。練習ではケタ違いに強くて1回も抜いたことない。今日も抜けないかもと思った」と汗をぬぐいながら笑顔で振り返った。前場所の熊本で2勝を挙げて498勝で地元戦に臨んだ。前検日は「今節で決めるよね」の周囲の声に「そんなに甘くないですよ」と苦笑いしていたが、予選でまくりで制して王手をかけるとリーチ一発ですんなりと決めた。
記憶に残るレースを聞かれると「特に覚えてない。まあ、あえて言えば山本を2着に残せず(山本は3着)スカッと勝てなかった今日のレースかな」と苦笑い。今後の目標も「特にはないですね。これまで通りのスタイルで行けるところまで頑張るだけ」。大きなことを言わない八谷らしい控え目なコメントだった。
50歳を超えても自力中心のレーススタイルで「フルスイング」がモットー。最終日(13日)の決勝は「単騎で頑張る」。2025年3月以来の地元優勝を目指す。












