弥彦競輪GⅠ「第35回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」が9日、開幕した。2日目(10日)のローズカップを走る古性優作(35=大阪)が並びについての思い、考えを話した。
ローズカップに近畿4人が勝ち上がると、4人が集まって約15秒話した後、福井3車の並びが発表された。そして古性優作は「(脇本)勇希との連係実績を考えても、簡単に3番手、4番手を回るのは違うと思う。これから築いていくものと思うし」と別線での勝負と口にした。
競輪の並びは昔から安易に決まってきたたものではなく、古性もその重みを大事にしている。
「正直、4番手を回れば楽ですよ。でもそれは勇希が近畿の自力選手として、その一角として、を担っているかに関わる。自分は簡単に4番手を回れる立場ではないので」
近畿のライン形成の原点として、それぞれの選手の立ち位置をおろそかにしない。それは勇希であり、他の近畿の若手へのメッセージでもあり「ローズカップやから、決勝やから、ではない。別線で走る以上、福井勢を倒して勝ちたい、それだけ」と仁王立ちだ。
去り際には「まあ、ワケの分からんオッサンが付いてくれるし頑張ります(笑い)」と爆笑してバスに乗り込んだ王者の歩みは、競輪の筋道を照らしていた。












