阪神・村上頌樹投手(28)が28日、甲子園室内練習場で行われた全体練習に参加。キャッチボールやランメニューなどで汗を流し、先発予定の10月1日、巨人戦(甲子園)へ向けて調整した。

 悲願の連覇を左右する大一番を託された。29、30日のヤクルト戦(甲子園)と巨人の結果次第では、自身が先発する伝統の一戦でリーグ制覇が決まる可能性もある。右腕は「投げた試合は勝ちたいなと思いますし、そういうピッチングができるようにあとは準備したいなと思います」と力強く語った。

 2リーグ制後初の連覇のかかる一戦となるが、2023年、25年と2度のリーグ優勝を経験しているだけに平常心を貫くつもりだ。「自分だけじゃなくて他の選手たちも2回優勝を経験してますし。いろいろ経験してるんで、どっしりできればいいかなと思います」と力を込めた。

 個人タイトルを巡るし烈な争いにも涼しい顔だ。村上はリーグトップの防御率1・86、2位の高橋は同1・97。最優秀防御率のタイトルも視界に入る中で「遥人さんはライバルみたいなのはないですし。お互い抑えた結果だと思うので。まずはチームが勝つことだと思うんで、自分もそうですし、その中についてくればいいかなと思う」と強調。最後には「ギスギスさせないでください(笑)」と報道陣を笑わせた。

 見据えるのはタイトルよりもチームを勝利へ導くこと。2度の優勝を知る右腕が、猛虎軍の命運を背負って大一番のマウンドに上がる。

投手個人タイトルを争う高橋遥人
投手個人タイトルを争う高橋遥人