〝堂安塾〟で飛躍だ――。愛知・名古屋アジア大会サッカー男子でU―21日本代表が23日の1次リーグ最終戦(豊田ス)でタイに3―0と快勝し、3連勝の首位通過で準々決勝進出を決めた。

 海外組で22日の練習から合流したばかりのDF小杉啓太(20=Eフランクフルト)が今大会初出場し、いきなりゴールを決める活躍を見せた。

 小杉はJ2湘南下部組織からスウェーデン1部ユールゴーデンを経て、今年1月から日本代表MF堂安律も所属するドイツ1部Eフランクフルトでプレー。今季は開幕から全4試合でフル出場と主力に定着した。

 そんな次世代スターの成長の裏には、堂安の存在があった。小杉は「律君とは、練習終わりに1対1などもさせてもらっている。その中で、A代表でのトップの基準を彼から学んでいる。さらに守備のところや強度、そういうのも含めて、全て学ばせてもらっている」と多くのことを吸収していると明かした。

 さらに自身と同じく若くして欧州に渡り、キャリアを築いた先輩の姿から精神面でも好影響が出ている。「まだ自分はチームで定着していないと思うし、今後は中心選手になっていきたい中で、律君は自分でポジションをアタッカーとして確立させ、数字も残している。本当に尊敬しているし、揺るがない自信や、やってきたことに対する自信がすごい」とリスペクトを示す。

 日本代表で10番を背負う先輩から「しっかりと学び、自分も積み上げていけたら」ときっぱり。今大会で日本に16年ぶりの金メダルをもたらし、2028年ロサンゼルス五輪やその先のW杯へとつなげる。