前橋競輪ミッドナイト(FⅡ)は24日に最終日を行う。抜群の安定感を誇る地元の鰐淵圭佑(37=群馬)も順当に8Rのチャレンジ決勝へコマを進めた。
今期の鰐淵は26走して25回確定板入り。2月の静岡では「一生できないと思っていた(笑い)」初優勝を達成するなど、いま脂が乗りきっている。今シリーズも危なげなく勝ち上がった鰐淵が、若手たちにあるアドバイスを送った。
「初日に連係した藤野(竜也・21=栃木)君なんかもそうだけど、みんな自信なさそうに走っている。〝普通に〟走れば絶対強いのにもったいないなぁ、って。これはチャレンジあるある。シンプルに先行して、あとは後ろに仕事をさせるのが一番いいと僕は思うんですよね」
実際、初日の藤野は後ろを気にするあまりカカリが悪く、あわや平原輝弥(50=神奈川)にまくられそうだった。しかし、鰐淵の好ブロックによって平原は不発となり、結果的にラインで上位を独占。「あのブロックがなかったらのみ込まれていた」と藤野は感謝しきりだったが、鰐淵は「それをやるのは番手なら当然。(1着は)藤野君のおかげ」と先行した後輩をねぎらった。
自力選手、番手選手それぞれが自分の役割を全うするのが、ライン戦の競輪の魅力でもある。24日のチャレンジ決勝でも、準決同様に鈴木玄人(24=東京)の番手を回る鰐淵がしっかり〝競輪〟をして、あわよくば地元初Vを決める。












