世界スーパーバンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋)とWBA世界バンタム級スーパー王者ジェシー〝バム〟ロドリゲス(米国)が来年2~3月に対戦する計画が持ち上がるなか、モンスターからダウンを奪った実力者がバムに〝警告〟を発した。

 米専門誌「ザ・リング」の公式YouTubeチャンネルの動画で、バムのトレーナーを務めるロバートガルシア氏が井上について言及。「彼は速く、爆発的で非常に強い」と実力を認めながらも「彼は爆発的なパンチを繰り出すとき、アゴが上がる」と弱点を指摘し、モンスター攻略に自信をのぞかせた。

 一方で、同チャンネルの別の動画では、昨年5月に井上と対戦してダウンを奪ったラモン・カルデナス(米国)のインタビューを公開。ガルシア氏が井上の弱点を指摘したことについて問われると、カルデナスは次のように率直な意見を口にした。

「私との試合の後、MJ(ムロジョン・アフマダリエフ)との対戦で、彼(井上)はガードを上げ続けること、MJに勢いを与えないことの重要性を理解していた。彼は自分のミスから学んだのだと思う」

「彼みたいなタイプの選手でも一度ぐらいはミスをすることがある。でも、2度目は同じミスをしない。私が彼と戦っていた時、彼はガードを下げた。だけど、最初の(ダウンを奪った)一発の後は彼を捕まえることができなくなった。隙を探し続けたけど、見つけられなかった」

 その上で「バムが弱点を突けるなら良いことだと思うけど、捕まえるのは難しいと思う」と指摘。井上と拳を交えたカルデナスは、モンスターの強さを冷静かつ的確に分析した。