須藤元気氏が座長を務める「劇団サイエンスフィクション眼鏡」が26日、東京・港区の赤坂RED/THEATERで第4回本公演「もろみの息吹」(脚本・演出 えのもとぐりむ、8月26~30日)をスタートさせた。

 物語の舞台はは経営危機の老舗酒造。須藤氏は日本酒造りにすべてを捧げる天才杜氏・蓮治を演じている。

「日本酒というものがテーマなんですけど、お酒を飲む人もかなり少なくなっていることもあるんですけど、お酒、うんぬんより、失われていく日本の伝統文化というものを守っていくことが僕のなかではメッセージとして伝えたい。それをまじめだけでなく、エンターテイメントとして表現していくことによって、見ている人に新たな気づきというものがあればいいなと思っています」

 須藤氏は元格闘家、元参院議員を経て、Kー1プロデューサー、ダンスパフォーマンスユニット〝WORLD ORDER〟、そして同劇団の座長&同公演のプロデューサーなどとマルチな活動を続けている。

「いま自分がやるべきこと。いま、この劇団を日本一にしようと思っていますし、大切な仲間もいます。(芝居を)見てくれるお客さんが幸せになってくれればいいと思っています。(格闘家、政治家としての経験が)すべてつながっています。格闘家をやっていたから、政治もわかりました。政治家をやっていたから、この舞台やKー1のこともわかるし、すべてがつながっていますね」と須藤氏は振り返った。

 昨年12月の旗揚げ公演を実施してから、4回初めての劇場公演。須藤氏は「そうですね。いつもは持ち小屋(小劇場)でやっていたんですが、みんな応援してくれている方も増えてきて、こうして初日も完売できたのは嬉しく思っています」と笑顔で語った。